(公社)インテリア産業協会は、インテリアコーディネーター資格試験・一次試験の実施方法について、2023年度よりマークシート方式からCBT方式に変更する。
同試験では、これまで毎年定められた試験日に、全国9地域に設置した会場で一斉に実施してきたが、昨今の気象災害の激甚化や新型コロナウイルス感染症などの新しい脅威のもとでは、従来どおりに試験が実施できない事態も想定される。そこで同協会では検討を重ねた結果、2023年度の試験(一次試験)より「CBT(Computer Based Testing)方式」での実施に移行することを決定した。
CBT方式とは、試験会場での全国一斉実施ではなく、受験期間中に全国各地に設置されたテストセンターにあるパソコンで受験するというもの。受験期間は9月中旬から10月中旬の約1か月間を予定し、その期間中に1回のみ受験することが可能となる。
CBT方式への移行にともない、一次試験の試験時間を従来の160分から120分に短縮し、時間短縮に合わせて出題数を従来の50問から36問に削減する。試験出題範囲や審査基準に変更はない。また一次試験会場数は大幅に増加するため受験者にとっては、受験機会の増加、や利便性の向上が期待できる。
なお二次試験は従来どおりの形式で実施する。
インテリア産業協会のホームページ
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